過去最大規模の免疫フェノタイプ解析で 自己免疫疾患の患者を層別化 2023.11.01 Research ゲノム解析研究チーム長 岡田 随象 教授 概要大阪大学大学院医学系研究科の岡田随象 教授(遺伝統計学/東京大学大学院医学系研究科 遺伝情報学/理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームリーダー)、産業医科大学医学部の田中良哉 教授、中山田真吾 准教授、田中宏明 大学院生(第1内科学講座)、東京女子医科大学 医学部の針谷正祥 教授(膠原病リウマチ内科)、猪狩 勝則 特任教授(整形外科)らの研究グループは、約1,000名の自己免疫疾患の患者を対象に、46種類の免疫細胞の状態を調べる免疫フェノタイプ解析を実施し、詳細な臨床情報や個人のゲノム情報と統合するオミクス解析を実施しました。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、ANCA関連血管炎、特発性炎症性筋疾患、乾癬、IgG4関連疾患、混合性結合組織病、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群、巨細胞性動脈炎、と11種類の自己免疫疾患が対象となる過去最大規模の解析となりました。本研究成果は、2023年10月31日(火)午前0時(日本時間)に英国科学誌「Annals of the Rheumatic Diseases」(オンライン)に掲載されました。 詳しくは、阪大ResOUへ Back to Research