チームメンバー
チーム長
小寺 淳
先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センター
特任教授(常勤)
- 研究開発協力者
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伊川 正人
微生物病研究所
教授 -
蝦名 博貴
先導的学際研究機構
特任教授(常勤)
研究開発目的
動物モデルを用いたワクチンの有効性及び副反応の評価
研究開発内容
新規遺伝子改変動物作製技術を開発するとともに、従来技術と組み合わせることで、ワクチンターゲットとなる病原体の感染動物モデルの作製およびワクチン評価系の構築により、ワクチン創薬研究をサポートする。また、実験動物中央研究所、医薬基盤・健康・栄養研究所、霊長類医科学研究所センター、滋賀医科大学との連携により霊長類を含めた非臨床の試験デザインを立案し、非臨床薬効薬理試験や副反応評価試験の実施及びサポートを行う。また、GLP安全性試験を実施し、臨床試験への円滑な移行を促す。
研究開発課題
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1シナジー拠点で取り扱う感染症を対象に、ワクチンターゲットとなる病原体の感染モデル動物を各チームの研究ニーズに合わせて作製し、モダリティ創薬研究を幅広くサポートする。
- LNPやウイルスベクターなど最新の遺伝子導入・改変技術を導入・改良する。
- ゲノム編集技術を用いた遺伝子組換え動物の作製では,主に病原体のレセプターとなるヒトの遺伝子をトランスジェニックやノックインにより小動物に導入し、モデル動物となる遺伝子組換え動物の作製を行う。
- 遺伝子組換え動物を用いた感染動物モデルの構築し,ワクチン評価系として活用する。
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2非臨床薬効薬理試験やGLP安全性試験の実施及びサポートする。
- 動物モデルを用いたワクチンの有効性や副反応評価を実施する。
- 安全性試験項目の検討と試験を行う。
- ヒトサンプルを用いた解析等で、ヒト外挿性を検討する。