Research

厚生労働省指定難病・血管炎の予後にかかわる 1細胞ごとの遺伝子発現の違いを世界で初めて明らかに

  • Research

臨床研究チーム長 熊ノ郷 淳 教授

大阪大学大学院医学系研究科の西出真之助教(呼吸器・免疫内科学)、西村桂共同研究員(免疫学フロンティア研究センター免疫創薬共同研究部門)、楢﨑雅司特任教授(常勤)(先端免疫臨床応用学共同研究講座)、熊ノ郷淳教授(呼吸器・免疫内科学)らの研究グループは、わが国の指定難病である顕微鏡的多発血管炎(MPA)患者さんの白血球を1細胞レベルで解析し、主に「単球」と呼ばれる細胞の遺伝子発現の違いによって、患者さんの症状や予後に大きな差があることを発見しました。1細胞ごとの遺伝子発現の違いに基づいた免疫難病・血管炎の表現型を世界で初めて明らかにし、実臨床での治療反応性や予後の予測に応用できる研究成果です。

Back to Research