世界初!魚の卵を用いてノロウイルスの人工合成に成功 ―新規ノロウイルスワクチン・治療薬の開発を加速する新手法確立―(小林研がPNAS誌に発表) 2025.12.04 Research ウイルス解析研究チーム 小林 剛 教授 大阪大学微生物病研究所の小瀧将裕助教、龝枝佑紀助教、石谷太教授、小林剛教授らの研究チームは、和歌山県立医科大学、大阪健康安全基盤研究所との共同研究により、小型魚類(ゼブラフィッシュ)を用いてヒトノロウイルス(ノロウイルス)の人工合成に世界で初めて成功しました。この技術により、ノロウイルスのゲノムを任意に改変することが可能となり、ウイルスの増殖機構の解明や新規ノロウイルスワクチンの開発研究が飛躍的に進むと期待されます。本研究成果は、米国科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America (PNAS)」に、12月4日公開されました。 詳しくは、阪大ResOUへ Back to Research