1細胞オミクスデータで X染色体不活化からの逃避を定量するソフトウェアを新開発 2024.08.05 Research ゲノム解析研究チーム 岡田 随象 教授 概要1細胞RNA-seqデータを用いて、X染色体不活化からの逃避を定量するソフトウェアsingle-cell Level in-activated X chromosome mapping (scLinaX)を開発・実装しました。X染色体不活化からの逃避は遺伝子発現の性差を生じさせる機序の一つであり、疾患や生命現象の性差の原因になっていると考えられています。研究グループはさらに、このソフトウェアを用いて、scLinaXを大規模なscRNA-seqデータセットや1細胞マルチオミクスデータセットに適用することで、X染色体不活化からの逃避がリンパ球において特に強いことを示しました。 詳しくは、阪大ResOUへ Back to Research