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ナチュラルキラー細胞の強力な抗腫瘍免疫を引き出す方法      mRNA分解酵素Regnase-1によるインターフェロンガンマ制御を発見

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拠点長 審良 静男 教授

概要
大阪大学免疫学フロンティア研究センター (WPI-IFReC)のSun Xin 特任研究員(常勤)、審良 静男 特任教授(常勤)(大阪大学先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センター/大阪大学微生物病研究所兼任)らの研究グループは、大塚製薬株式会社 永濵 康晴 室長(大阪創薬研究センター自然免疫研究室)、Diego Diez 准教授(WPI-IFReC定量免疫学ユニット)らとの共同研究でRNA分解酵素であるRegnase-1をNK細胞から欠損させると、腫瘍内のNK細胞数とIFN-γ産生の増加によって腫瘍微小環境を変化させ、強力な抗腫瘍免疫活性を獲得することを明らかにしました。

WPI-IFReC自然免疫学と大塚製薬株式会社との共同研究において実施された本研究成果は、米国科学誌「Immunity」に、5月31日(金) 午前0時(日本時間)に公開されました。

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