当拠点では、感染症ワクチン開発に関する人材育成及び最新の情報収集等を目的として、外部講師によるセミナーを企画しています。
1月18日に、VLP Therapeutics Inc. の創業者・CEOである赤畑 渉 先生による第3回目のCAMaD Seminarを、合衆国メリーランド州ゲイザースバーグとオンライン接続にて開催しました。

第2世代のmRNAワクチンであるレプリコンワクチンに関し、その特徴や臨床開発の現状について大変有意義なお話をしていただきました。
VLP社のレプリコンワクチンは、①日本の全人口のワクチンを短期間で用意できる、②安全で効果が高く、変異ウイルスへも対応しているという二つの大きな特徴があります。また、COVID-19対応ワクチンとして、日本国内第3相臨床試験が開始されました。研究開発力の高いベンチャー企業発ワクチンの登場が期待されるところです。