神元 健児 教授が「令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞」を受賞
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大阪大学微生物病研究所の神元 健児 教授(大阪大学ワクチン開発拠点 先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センター兼務 ゲノム解析チーム長)が、「1細胞計測を利用した遺伝子発現制御のモデル化と予測の研究」の業績により、「令和8年度 文部科学大臣表彰 若手科学者賞」を受賞しました。
本表彰は、文部科学省が科学技術に関する研究開発や理解増進等において顕著な成果を挙げた研究者を顕彰する制度です。その中で若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満(出産・育児により研究に専念できない期間があった場合は、42歳未満)の若手研究者が対象になり、特に将来の発展が期待される優れた若手研究者に授与されるものです。
神元教授は、単一細胞レベルでの遺伝子発現のばらつき(cell-to-cell variability)に着目し、1細胞計測技術と数理モデルを統合することで、遺伝子発現制御のダイナミクスを定量的に理解・予測する研究を推進してきました。
従来の集団平均に基づく解析では捉えきれなかった細胞間不均一性を明らかにするとともに、確率過程としての遺伝子発現制御をモデル化することにより、細胞運命決定や環境応答の理解に新たな枠組みを提示しています。
